自動販売機に関する用語BLOG

自販機・自動販売機に関する情報を随時発信していきます!

飲料を販売するだけでない、自動販売機の設置

色々なところに設置されていて、ドリンクやたばこなどを買うのに便利な自動販売機。 その自動販売機に、災害時のライフラインとしての役割が追加されつつあることをご存知でしょうか。

 

各飲料メーカーから「緊急時飲料提供ベンダー」「災害支援型自動販売機」「災害救援ベンダー」などといった名称で、災害などの緊急時に、飲料を無料で取り出すことができる自動販売機が出ていて、設置されています。

 

これは、特に東日本大震災の時に飲料の供給が課題になったことから広まりました。 色々な場所にある自動販売機に、災害時に備えた備蓄、飲料提供の役割を持たせるようにしたのです。

 

こうした自動販売機は、主に緊急時の避難場所に指定されている学校や公共施設、病院、そのほか多くの社員を抱える大企業などに設置されています。 公共施設や病院に行ったときに気を付けてみてみると、きっとそういう表示を見つけることができるでしょう。

 

このような機種は、もしも災害等で停電になった場合も、非常用電源に切り替えたり、手回しハンドルで発電を行ったりして飲料を取り出すことが可能です。 通常は普通の自動販売機として飲料の販売を行いますので、無駄な出費になるわけでもありません。

 

そうしたものを設置することで、飲料を販売するだけでなく、地域の役に立ったり、効率の良い備蓄になったりするのです。